♪梅は咲いたか桜はまだかいな・・。
江戸端唄がついて出てきそうな陽春の去る3月25日日曜日、
先輩・後輩同士の交流によって中学生・高校生が
互いに刺激をし合う機会として、
「サバイバルハイキング IN 寄居」を実施する。
時程 | 行動 | 内容 |
8:00 | 池袋駅 リーダー集合 |
社会人リーダー3名・大学生リーダー2名 |
9:40 |
寄居駅 リーダー到着 |
|
10:00 | 寄居駅北口 集合 |
点呼・開講式・自己紹介・コンパスワーク・ 班分け |
10:30 | 一時解散 大正池へ | |
10:45 | 公園にて二班とも休憩 | 昼食時に使用する水を汲む |
10:50 | 公園 出発 | コンパスで再度進路を確認後出発 |
11:10 | 大正池 到着 | 急登を控えストレッチを各自で行う |
11:20 | 鐘撞堂山 登山開始 | 大正池から山頂の見晴台を見据える |
11:40 | 小休止 | 水分補給・服装を整える |
11:50 | 登山再開 | 尾根伝いに山頂までの急な階段が続く |
12:05 | 鐘撞堂山頂 到着 | 分荷していたストーブを使用して水を加熱 |
13:05 | 鐘撞堂山頂 出発 | 迅速に撤収し記念撮影 |
13:35 | 円良田湖 到着・休憩 | まだ肌寒いせいか釣り客は疎ら |
13:50 | 円良田湖 出発 | 団体での道路の安全且つ迅速な渡り方を指導 |
14:10 | 波久礼駅 到着 | 鄙びた渋い駅舎に西日が差す |
14:25 | 寄居駅 到着 | 今日一日のふりかえりと次回活動予告 |
14:45 | 解散 |
午前10時、予定通り全員が寄居駅前に集合。
実習主旨の説明、一日行動を共にする参加メンバー同士の自己紹介を行った後、
コンパスの使い方を説明。
磁北線が予め引かれた地形図にコンパスを当て、
目的地を鐘撞堂山の入口となる大正池に設定しシミュレーション。
基本的な内容は各自理解できた模様。
参加者及び大学生リーダーを2班に分け、11時大正池集合を約し一時解散。
過日に卒業式を終えた高校3年生2名をそれぞれ班長として、
分岐に際する毎に、地図を見て、コンパスの示す方向に歩き、
班で意見を一致させながら目的地へ進んで行った。
大正池が近付くにつれ、麗らかな天候のお蔭もあってか、
仲間同士の口数も徐々に増えてきた様子が伺えた。
大正池に到着後、お手洗いを済ませ、装備を改め、
鐘撞堂山頂へ続く尾根道まで急登。
標高が高まるにつれ眺望が開けてくる。
まだまだ先に見える山頂に、
明るく愉快に話していた参加者も言葉少なに歩を進めていく。
最後の登りが終わり、全員無事山頂到着。
天気晴朗なれども、風強し。
ただ、関東平野を見渡す眺望には、全員高揚感を覚えた様子。
山頂にて、各自で用意したレトルト食品を携帯ストーブにて温める。
風遮る樹木が少ない為、湯が沸く時間を少々要したものの、
カレー、シチュー、中華丼、親子丼、牛丼など多種彩々の昼食となった。
昼食後、速やかに撤収をし、風を避けるべく下山。
円良田湖を経由し、波久礼駅に到着。
全員怪我無く元気な様子で秩父鉄道へ乗り込む。
寄居駅にて、一日のふりかえりを行い、次回活動の予告を行い解散とする。
帰りの列車を待つ間、写真を撮ったり、
連絡先を交換したりと今回の活動を通じて、
中・高校生のつながりがより一層深まったように感じられ、
今年度最後の活動が終わった。
以上
(文責:岩井 昭道)